むし歯の治療

「ない」の3原則

当クリニックでは、「ない」の3原則に基づいてむし歯治療にあたっています。

「ない」の3原則

なるべく

  • 歯質を削らない
  • 神経をとらない
  • 歯を抜かない

むし歯治療では、悪いところを取り除き、人工物に置き換えるのが基本です。人工物に置き換えるところが増えれば増えるほど、その歯の強度や寿命が短くなっていきます。

むし歯治療の流れ

1、こんにちは

当クリニックでは、患者さんとの信頼関係を大切にしています。まずは、あいさつと自己紹介からスタートします。
患者さんとは、受付・助手・歯科衛生士などが話しますが、歯科医師自身も直接話します。症状だけでなく、不安なことや心配なことがありましたらお知らせください。例えば、痛みの感じ方は人それぞれですが、痛みを感じやすい方は事前にお知らせください。私たちも対処がしやすくなります。
急性症状(痛みがある / 詰め物などが外れたなど)だけでなく、日頃から気になることなどもお気軽にお話しください。

2、診査

お口を見せてください。
必要に応じて、写真撮影・レントゲン・CTなどを使用します。

3、治療計画についての提案

患者さんの希望を考慮して、治療の選択肢を提案します。歯科医師と患者さんで話し合います。
不安なこと、わからないことがありましたら、納得するまでご質問ください。

4、治療計画の決定

治療の選択肢を出すのは歯科医師ですが、最終的に決めるのは患者さん自身です。

5、麻酔

治療で歯を削る場合は「痛みの徹底ケア」を実施しています。二段階麻酔により、表面麻酔をしてから、麻酔の注射をします。

6、治療

当クリニックでは、精密治療を得意としております。ルーペやマイクロスコープを使用しながら、治療計画の通りに治療をします。
治療の途中でお話しをしながら、進めていきます。

7、治療終了

治療が終了したら定期的に検診を行い、良い状態を維持していきましょう。

むし歯の進行と治療内容

むし歯が軽度な場合

歯を削らずに済む可能性があります。プラークコントロール、つまり歯のクリーニングでむし歯の原因菌をコントロールしていきます。

むし歯が中度な場合

悪くなってしまった部分を削って、詰め物やかぶせ物をします。詰め物やかぶせ物は、白いもの・金属があります。
歯を削る量がなるべく少なくなるように、手作業を織り交ぜながら慎重に治療します。

むし歯が重度な場合

むし歯が進行してしまうと、一段と痛みが増します。そうなった場合、神経をとる治療「根管治療」をしたり、歯を抜いたりします。
当クリニックでは、なるべく神経をとらない、なるべく歯を抜かないというコンセプトで治療しておりますので、これらの治療が本当に必要なのかを慎重に検討します。

また、最新の技術を活用する場合もあります。
歯の組織の再生を誘導する「MTAセメント」での治療により、神経をとらなくて済むケースもあります。(自費)

むし歯の原因と予防処置

むし歯の原因は、細菌です。むし歯の原因菌が歯の表面に住み着き、歯を酸で溶かしていきます。
予防処置を適切に行えば、むし歯の原因を根本的に減らすことが可能です。 予防処置(検診)
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