「すきっ歯」が気になるの方へ

そもそも「すきっ歯」って?

そもそも「すきっ歯」って?

空隙歯列(くうげきしれつ)と聞くと何のこと?と思うかもしれませんが、「すきっ歯」と言われればすぐに分かるのではないでしょうか。ここではすきっ歯について解説していきます。

すきっ歯の原因

すきっ歯には次の4つの原因が挙げられます。

1.歯と顎のサイズのバランスが悪い

通常、歯の土台となる顎の骨に親知らずを含めた32本の歯が並びますが、歯が小さかったり、顎の骨が大きかったりするとスペースが余り、すきっ歯になる可能性があります。

2.前歯に圧力をかける癖がある

「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」、「咬唇癖(こうしんへき)」とは、舌を前に突き出す、下唇を咬む癖のことで、どちらも前歯に圧力がかかります。この圧力が前歯の傾斜を引き起こし、すきっ歯の原因になります。

3.重度の歯周病

歯周病は最初は自覚症状がありませんが、放置して重症化すると歯ぐきや歯槽骨が吸収され、歯を失う原因になります。そこまでは行かなくても、歯がグラグラになり、前に傾いてすきっ歯になってしまうケースもあります。

4.虫歯や歯周病で奥歯を失った

虫歯や歯周病で歯を失ってしまう人は少なくありません。それが奥歯だった場合、前歯には関係ないと思いがちですが、スペースが空いた分歯が移動してすきっ歯になることもあります。1本の歯がなくなっただけでもお口には大きな影響があるのです。

すきっ歯といってもその原因は様々で、治療法もそれぞれ異なります。心斎橋E-Style歯科クリニックでは根本的な原因をしっかり見極め、適切な治療をご提案しますので、お悩みの方は一度ご相談ください。

すきっ歯の症例

  • 治療前

    治療前

    ※画像をクリックすると拡大します。

  • プラスチック除去後

    プラスチック除去後

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  • 治療後

    治療後

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年齢 40代
性別 男性
主訴 前歯を綺麗にしたい、元々すきっ歯だったのでしっかり治療したい。
治療回数 3回
治療期間 1か月
担当医コメント
元々入っていた劣化した樹脂を除去し、すきっ歯になったところをラミネートベニアで改善させました。
元々前歯が1本足りなかったですが、歯の形を工夫して違和感のない見え方に仕上がりました。
ラミネートベニアなので最小限の歯の切削で済み、写真でもわかるように歯の裏側はほぼ削っていません。